ブログ

2025.02.19

わんちゃんの鍼灸治療セミナーを開催しました

東京でわんちゃんに対する鍼灸治療セミナーを開催しました

わんちゃんが家族の一員の先生が参加してくれました

僕たち鍼灸師は人間には施術をする事が出来ますが、わんちゃんには「業務」として鍼灸治療が出来ないんです。人間に行う鍼灸施術は国の管轄が厚生労働省であるのに対して、わんちゃんの治療が許されているのは農学部で獣医師になるために学び資格を取得した獣医師のみなのです。農学部ですから管轄は農林水産省になるわけです。

しかし、自分の家族であるわんちゃんには出来るんです!家族であるわんちゃん、健康で元気にいてほしいですよね。人間との違いも含めて勉強したい!からセミナーを開催することになりました、いやいや「しました!」。

今回講師をお願いした山口格先生は獣医師と鍼灸師の両資格を取得している先生。人間にも動物にも施術ができる貴重な存在なんです。僕と山口先生は中国医学の勉強を共にしていた事もあり古くからの友人でもあります。また、僕が開発した刺さない鍼「陰陽てい鍼Ⓡ」と刺さない刺激具「Acuティック」を使用してわんちゃんに鍼灸治療をして頂いています。

自分が開発した刺激具をわんちゃんにどう活かしてくれているのか以前から気になっていました!また、僕が開発した最新式波動療法機「圓振」もわんちゃんに治療の一環として使用してくれています。

こんな感じで使ってくれています!気持ちよさそうですね!

今回山口先生には本当に細かく教えていただきました

治療だけではなく、どの様に反応しどのように変化するかを細かく教えて頂く事ができました!

特に今回驚いたのは、本当に軽い刺激で大きな変化、大きな効果が出るということ。上記写真は、わんちゃんが顔面神経麻痺になり、陰陽てい鍼Ⓡと火鍼てい鍼Ⓡを使用し効果が得られているという事実です。そしてわんちゃんも人間と同じようにストレスを抱えると様々な症状が出現するという事。東洋医学ではストレスを「内因」といい、内因がなければ病気になりません。人間の診察も含めて、もう一度患者さんの置かれている環境や状況に関しても考慮及び配慮しなければ、症状の緩和や改善に導くことが出来ない事を痛感しました。

わんちゃんの反応をみて、人間に対してそれを当てはめ、より高いレベルで行うために学ばなければいけない分野であることを発見しました。

今後このような機会をもっと増やしていこうと考えました!

自分のためにも、そして日本社会のためにも!

皮膚リリースⓇ鍼灸学会設立

僕が刺さない鍼を全国に広めてもう10年の月日が経ちました。1000回を越える講演講座の講師を務め、全ては皮膚をコントロールする事から始まることに改めて気づきました。鍼を刺すにも皮膚からじゃないと刺せません。今流行にある筋膜をリリースする手法も皮膚をリリースしなければ始まりません。皮膚から辛い思いをしている方々をその症状から解放したい、そんな思いから皮膚リリースⓇ鍼灸学会を2021年1月に設立してから4年を過ぎました。皮膚の奥深さを、学会を通じて鍼灸師の先生方にお伝えしていきたいと思います。

東日本理事で副会長の杉澤孝弘先生(左側)と中央は動物部門理事の山口格先生で学術部長兼務、右側は会長の僕となります。又西日本理事は小児はりを中心に活動している夕部智廣先生。杉澤先生は皮膚リリースⓇ鍼灸学会スタンス打鍼Ⓡ研究会代表、夕部智廣先生は皮膚リリースⓇ鍼灸学会ベビーてい鍼Ⓡアカデミー代表として学会主催でアカデミーを開校しています。詳しくはブログで書いていきたいと思います!

所在地 〒501-1144 岐阜市東改田再勝273-6
営業時間 【月〜土】9:00〜21:00
休院日 日曜、1月1~3日
駐車場 あり(7台駐車可能)